周辺機器:磁気ディスク装置

誕生と発展の歴史展示品一覧

年月 出来事
1956年09月
【世界】IBM社:RAMACシステムの核を成す,世界で最初の磁気ディスク装置IBM 350を発表
1962年10月
【世界】IBM社:交換可能な“ディスクパック”を世界で初めて備えた磁気ディスク装置IBM 1311を発表
1963年  富士通:同社初の磁気ディスク装置 FACOM 856を完成
1964年  富士通:14インチディスク6枚をパックにした可換媒体を使用したディスクパック装置FACOM 461を完成
1965年  富士通:直径66cm,41枚の媒体を使用した FACOM 631磁気ディスク装置を完成
1965年  日本電気:FONTAC用に記憶容量2.7億bitの大型磁気ディスク記憶装置NEAC-32を完成
1966年08月 日本電気:同社初の14インチ磁気ディスクパック装置 E261を発表
1967年06月 日立:同社初の自社開発大形磁気ディスク装置H-8564完成
1968年06月 富士通:14インチディスク1枚をカートリッジにした可換型媒体を採用した FACOM 463ディスクファイル装置を完成
1968年  三菱電機:オフコン,ミニコン用小形の固定ヘッド磁気ディスク装置M-811を発表
1969年07月 三菱電機:電気式位置決め機構を採用した交換型ディスクパック駆動装置M-834を発表
1970年03月 富士通:同社初の集合ディスクパック装置 FACOM 472Kを完成
1970年05月 日立:メインフレーム基幹業務向け集団ディスク駆動装置H-8577完成
1970年06月
【世界】IBM社:トラックフォロイングサーボ技術を世界で初めて用いた媒体交換型ディスク装置IBM 3330-1を発表
1971年10月 日本電気:100MB媒体の磁気ディスクパック装置 N276を発表
1971年 
【世界】IBM社:世界で最初の“フロッピィディスク”IBM 23FDを発売
1972年05月 三菱電機:国産最高速の位置決め性能を持った小形電子計算機用カートリッジ・ディスク駆動装置M-801を発表
1973年03月
【世界】IBM社:ディスクと読み書きヘッド機構とを密閉したカートリッジに収め,交換可能にしたIBM 3340(ウィンチェスタ)ディスクを発表
1973年06月 日立:VCM駆動サーボ制御による新位置決め方式を採用したH-8589-1磁気ディスク駆動装置完成
1973年10月 三菱電機:大容量交換型磁気ディスク装置M836を発表
1973年  電電公社:100MB/スピンドルの磁気ディスクを完成
1973年  富士通:コマンド再試行機能とECC機能を備えた集合ディスクパック装置 FACOM 477Aを完成
1975年06月 日立:トラック密度を2倍化したH-8589-11磁気ディスク駆動装置完成
1975年07月
【世界】IBM社:ディスクと読み書きヘッド機構を装置に固定し密閉構造にした磁気ディスク装置IBM 3350を発表
1976年04月 日本電気:容量635MBの14インチ固定ディスク装置N7751を発表
1976年05月 三菱電機:高密度記録再生技術を採用した中容量交換型磁気ディスク装置M2850を完成
1977年06月 東芝:14インチ固定式磁気ディスク装置MK-100F/MK-300Fシリーズ出荷開始
1978年07月 三菱電機:固定ヘッドを装着可能な固定磁気ディスク装置M2883を発表
1978年10月 富士通:非可換型ディスクモジュールを採用し,大容量化を実現した FACOM 493磁気ディスク装置を完成
1978年10月 日立:固定ディスク,CSS方式軽荷重ヘッド方式を採用したH-8595磁気ディスク装置完成
1978年  電電公社:800MB/スピンドルという世界最大の記憶容量を持つ磁気ディスク記憶装置を完成
1979年01月
【世界】IBM社:世界で最初の8インチディスク装置IBM 62PC を発表
1979年01月
【世界】IBM社:薄膜ヘッドを採用したIBM 3370を発表
1979年06月 富士通:8インチ磁気ディスクを採用したOEM向け高性能磁気ディスクM2301(Swallow-1)を完成
1979年10月 日本電気:容量1270MBの14インチ固定ディスク装置N7755を発表
1980年09月 三菱電機:8インチ磁気ディスクを使用した小形固定磁気ディスク装置M2860を発表
1980年  電電公社:記憶容量400MBの小型・高密度のHDAを8台搭載した記憶容量3.2GBの大容量磁気ディスク記憶装置PATTYを完成
1981年02月 日立:8インチディスクを採用したOEM向けDK811-4磁気ディスク装置完成
1981年10月 富士通:10.5インチ小径媒体(446MB)を採用したFACOM 6421磁気ディスク装置を完成
1981年10月 日立:ロータリー式アクチュエータ採用完全密閉Head Disk AssemblyのH-8576磁気ディスク装置完成
1981年10月 三菱電機:5.25インチ固定磁気ディスク装置M4863を発表
1982年03月 富士通:10.5インチ磁気ディスクを採用したOEM向け高性能大容量磁気ディスクM2351(Eagle-1)を完成
1982年11月 日立:容量を2倍化,転送速度を2.5倍化したH-8598磁気ディスク装置完成
1982年11月 日本電気:国産初の薄膜ヘッドを採用した14インチ固定磁気ディスク装置N7761を発売
1983年09月 富士通:10.5インチ小径媒体(630MB/DE)を採用,3M/sの高速データ転送を実現したFACOM 6425A4, B4, C4 磁気ディスク装置を完成
1983年10月 富士通:5.25インチ磁気ディスクを採用したOEM向け磁気ディスクM2235(Humming-1)を完成
1983年10月 東芝:5インチ磁気ディスク装置MK-50FBシリーズ出荷開始
1983年12月 日立:5インチディスクを採用したOEM向けDK511-5磁気ディスク装置完成
1983年12月 三菱電機:薄型の5.25インチ固定磁気ディスク装置MR521を発表
1984年02月 日本電気:メッキ媒体の9インチ小型大容量固定磁気ディスク装置N7756を発表
1984年09月 日本電気:OEM向けに5インチ薄型で容量25MBの固定磁気ディスク D5126を発表
1985年07月 日本電気:国内最大容量のOEM向け3.5インチ固定磁気ディスク D3116,D3126を発表
1985年09月 日本電気:容量5.37GBの大容量14インチ固定磁気ディスク装置N7765を発表
1985年12月 日立:高耐力コーティングディスクを採用したH-6585磁気ディスク装置完成
1985年12月 三菱電機:薄膜ヘッドを搭載した8インチ固定磁気ディスク装置M4875を完成
1986年08月 富士通:従来の2倍の記憶容量(1.26GB/DE)を実現した高速大容量磁気ディスクFACOM 6425M4, N4を完成
1986年  電電公社:2.2GBの大容量HDAを4台搭載した記憶容量8.8GBの世界最高性能レベルの高速・大容量磁気ディスク記憶装置GEMMYを完成
1987年01月 富士通:3.5インチ磁気ディスクを採用したOEM向け磁気ディスクM2225(Picobird-1)を完成
1987年 
【世界】Univ. of CaliforniaのD.A.Patterson他がRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)を提唱
1988年01月 東芝:3.5インチ磁気ディスク装置MK-130FAシリーズ出荷開始
1988年04月 三菱電機:大容量,高性能と共に省スペース化を実現したE1880シリーズを発表
1988年05月 日本電気:国内最大の記憶容量179.8MBを有するOEM向け5インチ固定ディスク D5655を発表
1988年07月 日立:薄膜ヘッド,9.5インチ円板,リニアVCM,高密度実装筐体を採用したH-6586-K磁気ディスク装置完成
1989年06月 日立:3.5インチディスク,ディジタルサーボ方式を採用したOEM向けDK312C磁気ディスク装置完成
1990年04月 日立:薄膜ヘッド,スパッタ円板を採用した5.25インチフルハイトサイズの最上位モデルDK516磁気ディスク装置完成
1990年07月 日本電気:高速大容量の9インチ固定磁気ディスク装置N7795を発表
1990年09月 東芝:世界初のガラス基板メディアを採用した2.5インチ磁気ディスク装置MK1122FC発売
1990年10月 日立:コーティングディスク最終モデル,アクチュエータ容量世界最大のH-6587磁気ディスク装置完成
1990年12月 日立:国内最大級の記憶容量を実現したDK314C磁気ディスク装置完成
1991年03月 日本電気:ACOS6系大容量N7797 磁気ディスク装置を発表
1991年10月 東芝:大容量(130MB)の2.5インチ磁気ディスク装置MK2124FCサンプル出荷開始
1991年 
【世界】IBM社:世界で初めてMRヘッドを搭載した IBM 0663 を出荷
1992年11月 富士通:8インチHDDを採用した,最大容量45GBのメインフレーム向けディスクサブシステムF6427を出荷
1992年11月 日立:高信頼ディスクアレイ装置A-6511(記憶容量17GB/34GB),A-6521(記憶容量5.7GB/11.4GB)を発表
1993年05月 東芝:大容量(520MB)の2.5インチ磁気ディスク装置MK2428FB/MK2428FC量産出荷開始
1993年08月 富士通:同社初の2.5インチ型モバイル用HDD,M2637を出荷
1993年11月 日立:日立初の2.5型HDD DK211A-51/211C-51を発表
1994年07月 富士通:5.25インチHDDを採用した,最大容量90.72GBのメインフレーム向けディスクサブシステムF6429を出荷
1994年09月 富士通:同社初のMRヘッドを搭載したエンタープライ向け3.5インチ型HDD,M2915を出荷
1994年09月 日本電気:352MBの薄型,大容量の2.5インチ磁気ディスク装置D2713を発表
1994年12月 日本電気:FBA方式のN3250/N3760のPX7800用ディスクアレイサブシステムを発表
1995年01月 東芝:大容量(1.08ギガバイト)の2.5インチ磁気ディスク装置MK2728FB/MK2728FCサンプル出荷開始
1995年04月 東芝:大容量(1.35ギガバイト)の2.5インチ磁気ディスク装置MK2720FB/MK2720FCサンプル出荷開始
1995年04月 日立:最大128MBのキャッシュメモリを搭載,記憶容量は4.6GBから最大66.6GBまで幅広く対応可能なA-6531シリーズ4機種を発表
1995年05月 日立:RAID5技術を採用,価格容量比を飛躍的に向上(従来比35%以上)させたディスクアレイサブシステムH-6591/6595を発表
1995年06月 富士通:RAIDテクノロジ(RAID3)を採用した,最大容量181.44GBのメインフレーム向けディスクサブシステムF6493を出荷
1995年08月 日本電気:記憶容量が670MB(バイト)という世界最高レベル容量の3.5インチ磁気ディスク装置DSE1340A他を発表
1996年03月 日本電気:MRヘッドを搭載した大容量磁気ディスク装置DVF4400Sを発表
1996年04月 東芝:世界初の超薄型(8.45mm)2.5インチ磁気ディスク装置MK0200MATサンプル出荷開始
1996年07月 日立:日立初のMRヘッド採用した2.5型HDD DK224A-14を出荷
1996年10月 東芝:大容量(3.3GB)の2.5インチ磁気ディスク装置MK3303MAN出荷開始
1997年05月 日立:H-6591/6595の後継機で,大型コンピュータに加え,オープンシステムとの接続を可能としたディスクアレイサブシステムH-6592/6595を発表
1997年08月 富士通:RAIDテクノロジ(RAID 0+1)を採用した,最大容量714.42GBのメインフレーム向けディスクサブシステムF6495を出荷
1997年11月
日本IBM: GMRヘッドを搭載した3.5インチ磁気ディスク装置Deskstar 16GPを発表
1997年11月 東芝: GMRヘッドを搭載した2.5インチ磁気ディスク装置MK3207MATを発表
1998年02月 日立:世界最高速(回転数12,030rpm)のディスクドライブを搭載し,サブシステム性能を現行機比最大2倍に向上させた,メインフレーム/オープンシステム向けディスクアレイサブシステムH-6593/6596を発表
1998年03月 富士通:同社初の高速回転(毎分10,033回転)の3.5インチ型エンタープライズ用HDD,MAC3091/MAC3045を出荷
1998年04月 日立:OEM用として世界初の毎分12,030回転の3.5型HDD DK3E1T-91を発表
1998年05月 日立:日立初のGMRヘッド採用した2.5型HDD DK228A-65を発表
1998年06月 東芝:世界最薄型(6.35mm)の2.5インチ磁気ディスク装置MK2109MAF出荷開始
1998年07月 日本電気:Windows NTクラスタシステム(MSCS)に対応し,高信頼性と大容量を低価格で実現したDS450ディスクアレイを発表
1998年07月 日立:従来機の約3倍のデータ処理速度を実現した, オープンシステム向けディスクアレイ装置A−6541を発表
1999年01月 富士通:同社初のGMRヘッドを採用した3.5インチ型エンタープライズ用HDD,MAF3364/MAG3182/MAG3091を出荷
1999年07月 東芝:容量18.1GBの薄型(12.5mm)の2.5インチ磁気ディスク装置MK1814GAV発表
1999年12月 富士通:オープンシステム向け,最大容量13.7TBの汎用RAIDシステム(RAID 0,1,0+1,5),GR700シリーズを出荷
2000年06月 日立:従来機に比べ,データ処理速度をさらに3倍以上高めたビジネスユニット部門向けディスクアレイ装置A-6542を発表
2000年06月 日立:世界最大容量(27テラバイト)・最高速を実現したデータセンタ向け超大規模ディスクアレイサブシステムH-65A1/H-65A5を発表
2000年07月 東芝:容量2GBの1.8インチ 5mm厚の磁気ディスク装置MK2001MPL販売開始
2000年11月 富士通:メインフレームとオープンシステムの双方へ接続可能なRAIDシステム(RAID 0,1,0+1,5),GR800シリーズを出荷
2000年11月 日本電気:SAN対応ストレージとして,業界最大である最大31TBの記憶容量を実現した大型高性能ディスクアレイ装置iStorage S4100と中型ディスクアレイ装置iStorage S2100を発表