【日立】 DK211A-51/DK211C-51 2.5型ハードディスク装置

ノートパソコンの普及に伴い,磁気ディスク装置(以下,HDD)にもさらなる小型化,軽量化,および低消費電力化が求められた.従来の5.25型および3.5型HDDに加え,日立として初めて2.5型HDDが開発・製品化された.
 記憶容量は最大510メガバイトであり,これは前年に発表された3.5型HDDと同程度の記憶容量であった.また5ボルト単一電源での駆動と動作時の耐衝撃性100Gを特徴とした.インタフェースはSCSIとATAの2種類のインタフェースに対応し,用途に応じた選択が可能となった.


DK211A-51/DK211C-51 磁気ディスク装置 諸元
型名 DK211A-51 DK211C-51
完成時期 1993年11月
装置当り記憶容量 510MB
BPI 83,000BPI
TPI 3,500TPI
面記録密度 290Mb/inch2
円板枚数 3枚
ヘッド本数 6本
平均シーク時間 12(リード),15(ライト)ms
ディスク回転数 4,464rpm
データ転送速度 最大8MB/s最大10MB/s
インタフェース PC ATSCSI-2

  
DK211A-51