周辺機器:磁気テープ装置

誕生と発展の歴史展示品一覧

年月 出来事
1951年06月
【世界】Remington Rand社:商用コンピュータUNIVAC I の付属入出力装置としてメタルテープ使用の世界初の磁気テープ装置を提供
1952年05月
【世界】IBM社:同社初の商用磁気テープ装置 IBM726を発表.コンピュータの主要記録媒体が磁気テープとなる時代の先駆けとなった
1959年05月 日本電気:1/2インチ幅8トラック磁気テープ装置 542を完成
1960年08月 富士通:テンションアーム緩衝機構を採用した同社初の磁気テープ装置 FACOM 601を完成
1961年05月 沖電気:同社初の商用・磁気テープ装置OKITAC-5099を完成
1962年  日立:8トラック,80BPI,テンションアーム方式のH-144オープンリール磁気テープ装置完成
1962年  日本電気:1/2インチ幅7トラック,テープ速度4m/sの磁気テープ装置 543Aを完成
1964年04月 日本電気:3/4インチ磁気テープ装置N204Aおよび1/2インチ磁気テープ装置N204Bを発表
1964年06月 富士通:真空コラム緩衝機構と画期的なシングルキャプスタン駆動方式を採用したFACOM 603A磁気テープ装置を完成
1966年08月 日本電気:2デッキ・タイプの小型磁気テープ装置E204を発表
1967年09月 日立:800BPI,真空ダブルキャプスタン方式のHITAC8000シリーズ用H-8445オープンリール磁気テープ装置完成
1967年  富士通:国産初のカートリッジ媒体を採用したFACOM 401Aマガジンファイルを完成
1969年05月 日立:1600BPIを採用した国内最高性能のH-8453オープンリール磁気テープ装置完成
1969年  富士通:ハーフリールを採用し一筐体に2デッキ搭載した小型システム向けFACOM 608B, K 磁気テープ装置を完成
1971年11月 日立:国産初のオートストレッディング(テープ自動装填)機構を採用したH-8455オープンリール磁気テープ装置完成
1974年04月 日立:ワンタッチ(オートハブおよびオートストレッディング機能)でのテープ自動装填を可能にしたH-8468-1オープンリール磁気テープ装置完成
1974年05月 日本電気:1600RPI(PE)/800RPI(NRZ)の磁気テープ装置N7620シリーズを発表
1974年10月
【世界】IBM社:円筒型の独特のカートリッジを使用した磁気テープカートリッジ・ライブラリIBM3850マスストレージ発表
1975年02月 富士通:同社初のテープ媒体の自動ローディング機構を備えたFACOM 610A磁気テープ装置を完成
1975年06月 日本電気:6250RPI(GCR)/1600RPI(PE)の磁気テープ装置N7630シリーズを発表
1976年05月 日立:6250BPIを採用した海外向けH-8488-1オープンリール磁気テープ装置完成
1976年  富士通:新記録方式(GCR)の採用により高記録密度・高性能を実現した FACOM 611A磁気テープ装置を完成
1978年10月 日本電気:OEM向け小型磁気テープ装置TD1000シリーズを発表
1979年09月 日立:磁気テープカートリッジを記録媒体として使用し,仮想記憶の概念を導入したH-8523大容量記憶装置(MSS)を完成
1979年10月 日本電気:データカートリッジ最大4720巻,最大容量236GBのマスデータファイル装置N7651を発表
1980年10月 日立:小形軽量化(従来比1/3),制御装置のスペースレス化,省エネ化(従来比1/2)を図ったH-8487-A10磁気テープ装置完成
1980年  富士通:50MBのカートリッジテープを第二次記憶階層として採用した大容量仮想ディスクシステム FACOM 6450を完成
1981年05月 富士通:真空コラムを廃し,テープ間直接駆動方式を採用したストリーミング型磁気テープ装置 FACOM 6480を完成
1981年10月 日本電気:OEM向けに1/4インチカートリッジ磁気テープ装置CT7000シリーズを発表
1984年02月
【世界】DEC社:世界初のDLT規格(Digital Linear Tape. 別名CompacTape)・半インチ・カートリッジテープ使用の磁気テープ装置を発表.DLT規格はミッドレンジコンピュータ用に普及した
1984年02月 日本電気:1/2インチ・ストリーミング方式磁気テープ装置N7662を発表
1984年03月
【世界】IBM社:磁気テープ装置初の薄膜ヘッド搭載のライブラリ装置 IBM 3480 を発表.採用された初の18トラック・カートリッジテープ規格(形状四角)は標準として普及
1985年06月 富士通:VHS用媒体を採用,同社独自のデータ圧縮機構を備えたFACOM 6475カートリッジテープ装置を完成
1985年09月 日立:世界初のデータ圧縮機能を搭載したH-8488-A10オープンリール磁気テープ装置完成
1985年  富士通:VHS用媒体を採用,同社の FACOM 6475磁気テープ装置互換のテープライブラリ装置 FACOM 6453を完成
1987年01月 日本電気:200MB媒体の高速カートリッジ磁気テープ装置N7641,オートチェンジャ型カートリッジ磁気テープ装置N7642を発表
1987年09月 富士通:IBM3480互換のテープ媒体を採用したFACOM 6470磁気テープ装置を完成
1987年10月 日立:世界初のカートリッジ自動交換機構を採用したH-6485-1カートリッジ磁気テープ装置完成
1988年11月 日本電気:200MB媒体を最大6250巻格納するカートリッジ磁気テープライブラリ装置N7645を発表
1989年04月 富士通:IBM3480互換のテープ媒体を採用した磁気テープライブラリ装置 F6455を完成
1990年09月 日立:最大6560巻のカートリッジのハンドリングを完全に自動化したH-6951-1カートリッジ磁気テープライブラリ装置完成
1991年03月 富士通:18トラック,4デッキタイプのF6473Aカートリッジ磁気テープ装置を出荷
1991年03月 日立:18トラック,4デッキタイプのH-6486-1カートリッジ磁気テープ装置を完成
1991年10月 日本電気:ACOS小型機種向け小型カートリッジ磁気テープ装置N7644を発表
1992年09月 富士通:18トラックカートリッジドライブ搭載,315巻収納の小型磁気テープライブラリ装置F6456を出荷
1993年01月 日立:36トラック双方向記録,データ暗号機能をサポートしたH-6488-1カートリッジ磁気テープ装置を完成
1993年03月 日立:最大8,751巻収納し,8MTC 32ドライブまで接続可能なH-6952-1/2磁気テープライブラリ装置を完成
1993年07月 富士通:36トラックをサポートした4デッキタイプのF6473Kカートリッジ磁気テープ装置を出荷
1994年05月 日本電気:パラレルACOSシリーズ向けの小型カートリッジ磁気テープ装置N7646を発表
1995年03月 日立:1筐体に制御装置とテープドライブを内蔵したH-6488-31/32小型カートリッジ磁気テープ装置を完成
1995年07月 富士通:最大48,508巻収納し,最大64ドライブ搭載可能なF6457磁気テープライブラリ装置を出荷
1996年04月 日立:最大316巻収納,シングルロボット化により小型,省スペース化したH-6954-1カートリッジ磁気テープライブラリ装置を完成
1997年06月 日立:128トラック双方向記録,チャネル転送速度17MB/SをサポートしたH-6495カートリッジ磁気テープ装置を完成
1998年04月 日本電気:最大183TBのN3645カートリッジライブラリ装置を発表
1998年07月 富士通:最大6,059巻収納し,最大16ドライブ搭載可能なF6458磁気テープライブラリ装置を出荷
1998年09月 日本電気:データバックアップ処理の自動化を低価格で可能にする集合型小型磁気テープ装置「TRAVAN NS ローダ(TL620NS)」を発表
1999年06月 富士通:128トラック,チャネル転送速度17MB/SをサポートしたF6484カートリッジ磁気テープ装置を出荷