日本電気は1978年10月,OEM向けにTD1000シリーズ小型磁気テープ装置を発表した.
19インチ標準ラックに実装が可能,60ホン以下と低騒音である.テープ自動装着機構・カートリッジ装着機構も備えており,また,ファームウェアによる制御部の自動診断,前面からの保守可能(フロントアクセス方式)等保守性にも優れている.
記録方式・記録密度およびテープ走行速度の違いによって複数モデルを設けている.
なお1979年9月には,上記機種のテープ走行速度を75インチ/秒から100インチ/秒に高めたTD140Xモデルを発表した.
型名 | TD1201 | TD1202 | TD1204 | TD1301 | TD1302 | TD1304 |
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テープ走行速度 (インチ/秒) | 37.5 | 75 | ||||
テープ巻戻し速度(インチ/秒) | 200 | 320 | ||||
記録密度(BPI) | 1600 | 1600 /800 | 6250 /1600 | 1600 | 1600 /800 | 6250 /1600 |
データ転送速度(kB/s) | 60 | 60/30 | 234/60 | 120 | 120/60 | 468/120 |
スタートストップ時間(ms) | 10以下 | 10以下 | 6.4以下 | 5以下 | 5以下 | 3.2以下 |
外形寸法(mm) | 610(H)×482(W)×530(D) | |||||
重量(kg) | 90 | 95 |