【日立】 H-6951-1 カートリッジ磁気テープライブラリ装置

H-6951-1カートリッジ磁気テープライブラリ装置は,バックアップ磁気テープ巻数の増大,オペレータ作業の増大に対する自動化の要求に応えて開発され,HITAC Mシリーズ大形システム向けに1990年9月に出荷された.
本装置は8タイプの装置構成に応じて,694巻から最大6,560巻のカートリッジ形磁気テープを収容し,テープのハンドリングを完全に自動化したライブラリ装置である.アクセッサロボットを初め主要部位の二重化を行うとともに,2台のアクセッサロボットが干渉し合うことが少なくなるような最適制御を行い,高性能・高信頼化を実現した.

H-6951-1磁気テープライブラリ装置の主な諸元
使用磁気テープ 1/2インチ幅,165m長
最大収納巻数(巻) 694〜6560
最大記憶容量(GB)
(データ3倍圧縮時)
416〜3936
記録密度(BPI) 38000
テープ平均運搬時間(秒) 10
搭載コンポーネント ライブラリ制御部 2
アクセッサロボット 2
磁気テープ制御装置 2,4
磁気テープ装置 4〜32
エントリポート 1(20巻)
イグジットポート 1(18巻)
接続チャネル数 最大16

  
H-6951-1 カートリッジ磁気テープライブラリ装置