日本電気は1984年2月,1/2インチテープのストリーミング型磁気テープ装置N7662をACOSシステム430とともに発表した.
本機種はストリーミング方式の採用により,バックアップ等の大量データの連続処理において高速性能を小型安価に実現している.
また水平型オートスレディング機構により前面窓から磁気テープを水平に入れた後スイッチ操作のみで自動的に磁気テープの装填が行われる,操作性に優れている.
テープは標準の1/2インチ オープンリール型テープを使い,6250BPI(GCR)/1600BPI(PE)で記録する.バックアップ時のための100インチ/秒のストリーミング・モードの他に,データ集録時のために低速度(25インチ/秒)でスタートストップが出来るようにしている.
使用磁気テープ | 1/2インチ幅,最大2400フィート長 |
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記録密度(RPI) | 6250(GCR)/1600(PE) |
テープ走行速度 (インチ/秒) | 100および25 |
外形寸法(mm) | 550(W)×760(D)×1000(H) |