国内他社に先がけて,1600BPI磁気テープ装置が1969年5月に完成した.
この装置は,従来日立製作所で生産されている装置の2倍の記録密度を持つもので,磁気テープ1巻当たりの記憶容量が従来の800BPIの2倍の約40メガバイトになり,テープ巻数の削減を実現した.仕様を解りやすく表現すると,1巻732mの磁気テープに1600BPIの記録密度(1mm当たり約63文字)で情報を記録し,毎秒12万字の速さで情報の処理(読み書き)が出来る.
形名 | H-8453 | H-8451 |
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使用磁気テープ | 1/2インチ幅,2400フィート長 | |
トラック数 | 9 | |
記録密度(BPI) | 1600 | |
テープ速度(インチ/秒) | 75 | 37.5 |
データ転送速度(KB/秒) | 120 | 60 |
テープ駆動方式 | シングルキャプスタン,真空コラム方式 | |
デッキ数/台 | 2 |