【日立】 H-6486-1カートリッジ磁気テープ装置

H-6486-1は大量の磁気テープの連続処理,自動化を実現し,さらに省スペース化を図った18トラックカートリッジ磁気テープ装置として,大型システム向けに1991年3月に日立製作所から出荷された.
1筐体にテープドライブ4台を実装することにより,設置面積を30%以上(8ドライブ構成時)低減した.また,12巻可搬式マガジンを搭載可能なカートリッジ自動交換機構を各ドライブに標準装備したことで,大量のテープの連続処理を可能にした.
さらに,大型で視認性の高いメッセージパネルの搭載,上位とのチャネル接続数を最大16口に増加,データ転送速度を9MB/秒に向上,等の特長を有する.


H-6486-1磁気テープ装置の主な諸元
形名 H-6486-1 H-6485-1(参考)
使用磁気テープ 1/2インチ幅,165m長
トラック数 18
記録密度(BPI) 38,000
IBG(mm) 2
テープ速度(m/秒) 2
データ転送速度(MB/秒) 3.0/6.0/9.03.0/6.0
搭載ドライブ数 42
カートリッジ自動交換機構 標準(12巻x4式)オプション(8巻x2式)
最大チャネル接続数 16 *18 *1
*1:デュアル制御装置時
  
H6486-1