H-6486-1は大量の磁気テープの連続処理,自動化を実現し,さらに省スペース化を図った18トラックカートリッジ磁気テープ装置として,大型システム向けに1991年3月に日立製作所から出荷された.
1筐体にテープドライブ4台を実装することにより,設置面積を30%以上(8ドライブ構成時)低減した.また,12巻可搬式マガジンを搭載可能なカートリッジ自動交換機構を各ドライブに標準装備したことで,大量のテープの連続処理を可能にした.
さらに,大型で視認性の高いメッセージパネルの搭載,上位とのチャネル接続数を最大16口に増加,データ転送速度を9MB/秒に向上,等の特長を有する.