1994年12月,日本電気よりN3250/N3760ディスクアレイサブシステムがパラレルACOS PX7800とともに発表された. 大容量3.5インチディスクドライブを採用し,ディスクアレイ装置と処理装置を同一筐体とすることにより,省スペースでありながら,134.8ギガバイトという大容量を実現していた.また,入出力アーキテクチャをCKD方式からFBA方式に変更することで,ディスクの物理仕様に依存していたアドレス指定方式を,これらを意識する必要がないアドレス方式に変更し,異なる機種のディスク装置間でファイルサイズの設計やJCLの変更を不要にできた.さらにRAID-1,3によるドライブの冗長構成を実現することで,高信頼性を実現していた.