本装置は,オフコン/小形汎用CPU/EWS市場向けOEM用3.5インチSCSi HDDとして開発された.
技術的には,DK312Cで開発された技術のエンハンス版/ブラシュアップ版として位置づけられ,「スパッタ円板+MIGヘッド+セクタサーボ方式」の組合せで実現した.記憶容量は従来の250メガバイトから419メガバイトと約1.7倍エンハンスされ,ビットコスト低減競争に加速をかけることになった.
完成時期 | 1990年 |
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スピンドル当り記憶容量 | 419 MB |
BPI | 44.2KBPI |
TPI | 1.8KTPI |
面記録密度 | 80 Mbit/inch² |
円板サイズ/枚数 | 3.5インチスパッタ/7枚 |
ヘッドタイプ/アクチュエータ当り本数 | 軽荷重MIG/14本 |
平均アクセス時間 | 16.8ms |
ディスク回転数 | 3,600rpm |
データ転送速度 | 2 MB/s |