【日本電気】 N7797

1991年3月,日本電気より大容量固定磁気ディスク装置N7797がACOS システム3900とともに発表された.N7797は5インチサイズのHDA(Head Disk Assembly)を最大32スピンドル搭載し,大型装置としては初めて5インチ径の小径ディスクを採用しているにもかかわらず,薄膜磁気ヘッド,薄膜(メッキ)磁気ディスク媒体などの新技術を採用し,小型化,高密度大容量化,データ転送の高速化,装置面積,消費電力,発熱量などの低減が図られていた.


N7797磁気ディスク装置の諸元(HDA当たり)
スピンドル当たり記憶容量(GB) 1.53
平均シークタイム(ms) 12
平均回転待ち時間(ms) 5.6
データ転送速度(MB/s) 4.5
ディスク径(inch) 5
ヘッド数(情報記録部) 32
総記憶容量(GB)(装置全体) 49
装置寸法(mm)(装置全体) 775(W)×900(D)×1560(H)

  
N7797