【東芝】 MK2109MAF

1998年に出荷が開始された世界最薄の6.35mm厚の2.5インチ磁気ディスク装置.当時,PCで取り扱うデータ量が年々飛躍的な増加を見せていた.一方,ノートブックPCの小型化/薄型化に対する要求も非常に強く,デスクトップPCあるいはハイエンドノートPC並みの高い性能が期待されていた.これらの要求に応えて,より薄い磁気ディスク装置が必要となった.MK2109MAFは,6.35mm厚を達成するためにディスク1枚で構成されているが,記憶密度を高めることにより,その記憶容量は2.1ギガバイトを実現した.

また,同じ技術で8.45mm厚で容量が4.3ギガバイトのMK4309MATも同時に出荷を開始した.

MK2109MAF/MK4309MAT仕様
形名 MK2109MAF MK4309MAT
記憶容量 2.1GB 4.3GB
平均シーク時間 13ms
データ転送速度 33.3MB/秒
(Ultra DMA Mode-2)
回転数 4,200rpm
バッファ容量 512KB
インタフェース ATA-4
外形寸法 厚さ6.35×幅70×奥行100 mm 厚さ8.45×幅70×奥行100 mm
重さ 89g 95g
エネルギー消費効率 0.00037W/MB 0.00020W/MB

 
MK2109MAFMK4309MAT