1992年2月,日本電気よりA4ファイルサイズ(幅335×奥行282×厚さ65?o),重量3.6kgと小型軽量を実現したノート型パーソナルワープロ「文豪mini5Si」が発売された.
mini5Siはラップトップワープロの下位モデルに位置づけられ,以下の特長を有していた.
- (1)ラップトップワープロ「文豪mini5SX」比較で体積を約4割に,重量を約半分にし,印刷速度が65字/秒,印刷密度が400ドット/インチという高性能プリンタを内蔵し,スーパーアウトラインフォント対応の「平成明朝体」を標準装備していた.
- (2)画面との対話形式でキー操作が学習できる「キーボード入門ソフト」やタイピングの基礎からワープロ検定3級の実力までをゲーム感覚で習得できる「ワープロ検定練習ソフト」を標準で添付していた.
- (3)曲線を利用した柔らかなデザインにし,グレー系とホワイト系の2色のモデルを用意し,栄養バランスをレーダチャートグラフで視覚的に確認できる「フードチエックソフト」を有しているなど,女性の利用を配慮していた.