公開日: 2003年5月13日
最終更新日: 2023年4月12日
FACOM K-100シリーズは,富士通の卓上型オフィスコンピュータで,1988年10月に上位のオフィスコンピュータFACOM K-600シリーズと同時に発表された.FACOM K-100シリーズは,従来機FACOM K-10Rに対して約20%の性能向上と3.5インチフロッピィを内蔵により小型化を図ったFACOM K-100 2機種と,32ビットMPUを採用した新開発のFACOM K-150 3機種とから構成された.本シリーズは,FACOM K-10Rの特長であるスタンドアロンオフコンと上位機FACOM K-600シリーズのワークステーションの2役のコンセプトを継承するとともに,連携機能の強化や開発生産性向上のための強化機能が提供された.1989年5月には,コンパクトなデザインによって設置性と使いよさを追求した,32ビットMPU搭載ラップトップ型のFACOM K-150LTが追加された.
1990年10月には,K-150の性能向上とモデルの拡充を図ったFUJITSU K-150Siとラップトップ型のFUJITSU K-150Si LTが発表された.
| 機種名 | K-100シリーズ | K-150Siシリーズ | |||
|---|---|---|---|---|---|
| 
			K-100 モデル 10,20  | 
		
			K-150 モデル 10,20,30  | 
		
			K-150 LT モデル 10,30  | 
		
			K-150Si モデル 05,10,20,30  | 
		
			K-150Si LT モデル 10,30  | 
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| 発表時期 | 1988年10月 | 1988年10月 | 1989年5月 | 1990年10月 | |
| CPU | 
			i80386 16MHz  | 
		
			MC68020 16MHz  | 
		
			MC68030 16MHz  | 
		
			MC68030 16/20MHz  | 
		
			MC68030 16MHz  | 
	
| 最大主記憶容量 | 2MB | 12MB | 8MB | 
			モデル05:6MB モデル30:24MB  | 
		8MB | 
| 最大内蔵ディスク容量 | 86MB | 540MB | 
			モデル10: 330MB モデル30: 405MB  | 
		
			モデル05: 90MB モデル30: 630MB  | 
		
			モデル10: 330MB モデル30: 405MB  | 
	
| 内蔵フロッピィディスク | 
			モデル10: 3.5インチ 1〜2台 モデル20: 5/8インチ 1〜2台  | 
		
			5/3.5インチ 1台  | 
		
			3.5インチ 1台  | 
		
			モデル05: 3.5インチ モデル10,20,30: 3.5/5インチ 1台  | 
		
			3.5インチ 1台  | 
	
| 最大回線数 | 2回線 | 4回線 | 1回線 | 
			モデル05:なし その他:4回線  | 
		2回線 | 
| その他 | 
			
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(注)上記の諸元は発表時のもので,その後の改良で変更されている場合がある.










