電気試験所ではカナダFerranti社の高速磁気ドラム装置を参考にしてトランジスタ計算機ETL Mark IVの内部記憶用磁気ドラム装置の開発を計画した.機械的な部分はジャイロコンパスの製造経験のある北辰電機(後の横河北辰電機,現在の横河電機)に,磁気的な部分はテープレコーダの経験がある東通工(後のソニー)に製作を1956年に依頼し,回転数18,000rpm,平均アクセス時間1.65ms,記憶容量1,000語の高速磁気ドラムを1957年に完成した.
電気試験所ではカナダFerranti社の高速磁気ドラム装置を参考にしてトランジスタ計算機ETL Mark IVの内部記憶用磁気ドラム装置の開発を計画した.機械的な部分はジャイロコンパスの製造経験のある北辰電機(後の横河北辰電機,現在の横河電機)に,磁気的な部分はテープレコーダの経験がある東通工(後のソニー)に製作を1956年に依頼し,回転数18,000rpm,平均アクセス時間1.65ms,記憶容量1,000語の高速磁気ドラムを1957年に完成した.
ETL Mark IV用高速磁気ドラム |
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