1985年に発売した,「全文かな漢字変換機能」をサポートするTOSWORDシリーズ最上位機.従来のかな漢字変換では,文節などの単位で変換キーを押して変換指示をするなどの操作が必要であったが,全文かな漢字変換機能では,文章入力時に一切変換操作キーを必要とせず,文節の切り出しなどもワープロが自動的に行うものである.
JW-8DIIは,全文かな漢字自動変換以外にも以下のような特徴を持っていた.
- 文書中の表計算などのデータ処理を手軽に実行できる「ワードプラン」
- 文書の印刷イメージを1/4の大きさで表示し,文書のバランスを校正するために便利な「印刷イメージ表示機能」
- 複数文書の同時表示を可能とする「マルチウィンドウ機能」
- ハッチング,スプライン曲線などの作図機能強化
- 処理高性能向上のための辞書のROM化