【沖電気】 OKIサーバ8500モデル221S

OKIサーバ8500モデル221SはOKIステーション7300シリーズと上位互換性を持ったミッドレンジクラスのサーバである.CPUにインテル社の最新RISCプロセッサi860(50MHz)を使用し,OSはUNIX最新版SystemVリリース4.0をベースにシステム運用管理機能/RAS機能を強化している.特に,ファイル装置を始め各種ユニットの交換/増設ができる機構はミラーディスクサポートとともに,24時間稼働を可能にしている.また,システムバスとして高速のFuturebus+を採用し,高速のファイルアクセスを実現し,システム処理能力とりわけデータベース処理能力を飛躍的に高め,ネットワーク環境におけるサーバー市場のあらゆるニーズに応えようとしている.

OKIサーバ8500モデル221Sの主な特徴を次に示す.

(1)64ビットアーキテクチャ高速RISCプロセッサ採用
(2)オープンプラットフォーム
(3)フロントローディング内臓ファイル&無停止保守/増設
(4)UNIXの強化
(5)高速システムバスFuturebus+を採用
(6)標準データベース&高速/高信頼度データベースアクセス
(7)32ビットEISAバスを7スロット装備
(8)標準LAN対応

また,1995年12月にHP社からのOEM製品であるOKITAC-9000 C100 C110を発表している.これらは,エントリー機であり,C100はPA-7200(100MHz)をC110はPA-7200(120MHz)を採用している.これらには,3Dグラフィクスアクセラレータを搭載することにより高性能の3Dアプリケーション性能を,安価なデスクトップワークステーションで実現した.

OKIサーバ8500モデル221S 諸元
CPU i860XP(50MHz),FPU内蔵
CPU性能 55MIPS(Dhrystone)
内蔵HDD 670MB〜5.2GB
OS OKI UX
システムバス Futerebus+(IEE896)

  
OKIサーバ8500/8000