UNIXサーバ3500/840PS,850PSは,「3500統合クラスタモデル」として,1995年4月に発表され,1995年11月に出荷された.ヒューレットパッカード社のPA-RISCプロセッサPA7200(100,120MHz)が搭載され,最大4プロセッサまで拡張可能なノードを高速スイッチHS-Link(320Mb/s全二重)で接続することにより,最大8ノード(32プロセッサ)まで拡張可能なスケーラブルなシステムの構築が実現された.
3500シリーズ,3050RXグループとAPI・ABI互換性が保持され,既存のアプリケーションがそのまま利用可能できる.
さらに,ノードや拡張装置の電源装置の一括投入・切断制御が可能となっている.