【日立】 HITAC FT6100

HITAC FT6100は,フォールトトレラントサーバとして,1991年10月に発表された.ハードウェアが二重化されており,一部に障害が発生しても他方の系で処理を続行できる.特にプロセッサは,三重化された演算器が1つのプロセッサボードに実装され,保守・増設が容易となっている.このボードを追加していくことにより,マルチプロセッシングによる処理能力の向上が図れる.

UNIXをベースとしてリアルタイム機能を強化したHI-UX/Fが開発され,標準・オープンなインターフェースでのプログラミングが可能である.

以上の機能により,コンピュータシステムの無停止連続運転,運転中の増設・保守,ソフトウェアのバージョンアップを可能とする耐故障形サーバが実現された.


  
FT6100