スーパーコンピュータSR2001は,日立初の並列コンピュータとして,1994年6月に発表された.8-128個のRISCチップが三次元クロスバネットワーク技術で接続され,最大23ギガFLOPSの性能が実現された.商用200Vで動作するため,特別な空調設備が不要で,オフィス環境や研究室に設置可能である.
構成 | PE台数 | 8-128 |
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総メモリ容量 | 最大32GB | |
PE(Processing Element) | プロセッサ周波数 | 90MHz |
メモリ容量 | 32/64/128/256MB | |
キャッシュメモリ | 1次:8KB(命令)16KB(データ) 2次:1MB(命令)1MB(データ) |
スーパーコンピュータSR2201は,超並列コンピュータとして,1995年7月に発表された.最大1024台のRISCプロセッサが三次元クロスバネットワークにより接続され,最大約300ギガFLOPSの性能が実現された.
大規模数値計算を高速化するために,疑似ベクトル処理機構が用意されている.
また,高密度実装テクノロジーにより,性能当たり設置スペースが従来機の1/8に大幅削減された.