【沖電気】 ifNOTE

1990年に発表されたifNOTEは,AXアーキテクチャを採用したノートパソコンであった.この ifNOTEのCPUはノートパソコンとしては初めての16MHz,32bitMPUを搭載し,本体には外付けのCRTディスプレイやフレキシブルディスクなどとの接続インタフェースを豊富に標準搭載し,モデムの内蔵も可能である.さらにワープロ,表計算,データベース,通信の統合ソフトとしてマイクロソフト社の「Microsoft Works」を標準装備した.

ifNOTEモデル諸元
  if 386AX20 if386AX20L if 386AX21 if 386AX21L
発表時期 1990年8月
CPU 32bitマイクロプロセッサ 80386SX(16MHz)
OS MS-DOS
メモリ ROM96KB RAM2MB(主記憶1MB+RAMディスク1MB) ROM96KB RAM1〜3MB
表示部 640×480
CFI方式バックライト付液晶
漢字表示16×19ドット
640×480
CFI方式バックライト付液晶
漢字表示16×19ドット
表示色 モノクロ モノクロ
内蔵フレキシブルディスク 3.5インチ 1.44MB×1
固定ディスク 2.5インチ 20MB×1
インタフェース RS232C,セントロニクス,外付けCRTインタフェースなど
通信機能 V.22bis内蔵モデム(Hayes互換,MNPクラス5対応,AA型NCU付非同期モデム,300/1200/2400全2重対応)
電源 バッテリ駆動,AC100V

  
ifNOTE43L