1986年10月,日本電気は,独自開発の16ビットマイクロプロセッサV50を搭載したラップトップパソコンPC-98LTを発表した.
特長 | ||
1) | 640×400ドット(日本語40桁×25行)の表示能力を持つ大型液晶ディスプレイを日本で初めて搭載するとともに,低消費電力型の1メガバイトの3.5インチフロッピーディスクユニット1台を内蔵したことにより,ラップトップサイズ化できた(外観サイズは約A4ブック相当,重量は約3.8kg). | |
2) | CPUに日本電気独自開発の16ビットマイクロプロセッサV50(クロック周波数8MHz:インテル社の8086とソフト互換がある)を初めて搭載している. | |
3) | 日本語MS-DOSとN88−日本語BASICをROM化しているため,PC-98LT自身でプログラムを作成できる. | |
4) | 他のPC-9800シリーズで,PC-98LT用のソフトウェアを開発することができる. |