GS700FRで採用されたシステムダウンを回避する技術SFR機能を,MAGNIAシリーズに搭載し,1999年9月にMAGNIA7010FRとして発表した,
システムダウンに中には,特定の条件(ある処理のタイミングなど)の発生を引き金にするものがある(ハードウェア,ソフトウェアの一過性障害).このような一過性障害は,システムダウンを引きこした処理を再実行させた場合,システムダウンせずに正しく処理を終了することが多い.クイックロールバック機能は,この性質に着目し,システムダウン発生を検出すると,実行中のプログラムをダウン直前の状態にロールバックし,システム再起動後に再実行させることにより,一見問題が何も発生していないかのように処理を行わせようというものである.GS700FR発表時にアナウンスされた東芝の社内での実験によると,信頼性を4倍に高めることができると言われていたが,MAGNIA7010FR発表時の追実験の結果のアナウンスでは,信頼性を2倍に高めるとされている.