黎明期のコンピュータの研究開発は大学や研究所で行われたが,コンピュータが発展して大規模化,複雑化するにつれて開発費や開発工数が大きくなり,研究開発はもっぱら商品化を前提にしてコンピュータメーカで行われるようになった.しかし,半導体技術の進歩によりビットスライスプロセッサ,さらにはLSIやマイクロプロセッサ,FPGA,メモリチップなどが容易に入手できるようになり,種々のアーキテクチャのコンピュータが大学や研究所で研究開発され試作された.「その他のコンピュータ」には,他のカテゴリに入らない大学や研究機関で開発されたLISPマシン,Prologマシン,データ駆動型コンピュータなど種々のものが含まれている.