【シャープ】OA-410

 シャープは1990年12月にOA-310を強化・拡張したOA-410を発売した.OSにUNIXシステムV,CPUにMC68040(25MHz)を搭載(最大4CPU)し,ディスク容量は最大4.8の固定ディスクを内蔵できる.ミラーディスク機能や無停電電源を標準搭載し,信頼性の高いファイルサーバとして活用可能である.128端末,256台のPOSターミナルを制御できる.
  既存のパソコンとの連携ができる統合オフィスシステムをサポートしており,NFSやTCP/IPなどのUNIX環境下での標準的なネットワークプロトコルをサポートしている.ISDNへの対応としてINSネット64対応も行っており,より広範囲の異機種間通信を可能にしている.
  ソフトウェア開発環境としては,CASEツールとして機能強化した第4世代言語SCHIPOL-IIを採用している.データベースには,リレーショナルデータベースシステムの日本語UNIFYも搭載している.
  周辺機器としてはOAプロセッサシリーズで従来からサポートしている液晶センサパネル,400LPMの高速漢字ラインプリンタのほか,多様な周辺機器を取り揃えている.


  
OA-410