【シャープ】CTS-1

 CTS-1は,1962年にシャープにおける最初のオフコンとして発売された,さん孔タイプライタと一体型のリレー計算機である.10進数1桁を7ビットで構成した2-5進法を用い,加算,減算,乗算などの演算や印字の制御を行うことができる.伝票形式の選択はプログラムによって行われ,同時に2種類の形式のプログラムを組むことができ,2者の選択はスイッチで行う方式.
 主に,大手繊維メーカ,商社,都銀などに納入された.


  
CTS-1