【日立】 HITAC L-30,50,70/8ESシリーズ

HITAC L-30,50,70/8ESシリーズは,中堅企業の基幹業務用から,大企業の部門用まで幅広い分野とユーザニーズに応えるオフィスプロセッサHIATC L-30,50,70/8シリーズの後継および上位製品として1988年に発表,出荷開始された新モデル.

上位機(HITAC L-70/58ES以上)は32ビット60,000ゲートCMOS VLSI等を採用するとともに,HITAC L-70/8ESシリーズ全体でメモリ容量,ディスク容量拡大等を機能強化した.

OSとしては,MIOS7/ESを採用.HITAC L-70/8ESシリーズの水平分散機能では,OSIに準拠しており,LANから広域ネットワークまで同じ考え方でシステム構築が可能.また,ISDNや10メガビット/秒のLANにも対応していた.

下位機のHITAC L-30,50/8ESは,CPUとして80286を標準採用.OSは新たにMIOS3/ES2を採用し,定型業務処理向けMIOS3/ESとOA業務向けMIOS/PCの融和を図った.

HITAC L-30,50,70/8ESシリーズの仕様
  L-30/08ES L-30/18ES L-50/18ES
メモリ容量 2〜4MB
ディスク容量 20〜105MB 40〜130MB
最大ワークステーション台数* 1+0台 1+4台 1+8台
ディスプレイ 15インチカラー/モノクロ(グリーン,アンバイエロ)
OS名 MIOS3/ES2
言語 COBOL, CCOBOL-RS, RFD, 拡張BASIC

*:本体のディスプレイ台数+ワークステーション台数

 
  L-70/08ES L-70/18ES L-70/28ES L-70/38ES
メモリ容量 1〜5MB 1〜5MB 2〜7MB 3〜11MB
ディスク容量 40〜300MB 130〜260MB 130〜520MB 130〜910MB
最大ワークステーション台数 4台 8台 16台 24台
ワークステーションの種類 マルチエントリ用オフィスステーション L-30/08ES,18ES,L-50/18ES
通信回線数 4回線 4回線 8回線 12回線
OS名 MIOS7/ES
言語 CCOBOL, ETOILE/OP, PASCAL, FORTRAN77
 
  L-70/48ES L-70/58ES L-70/68ES L-70/78ES
メモリ容量 5〜15MB 5〜37MB 7〜63MB 7〜63MB
ディスク容量 130〜1820MB 280〜3920MB 560〜5880MB 560〜7840MB
最大ワークステーション台数 32台 60台 120台 120台
ワークステーションの種類 L-30/08ES,18ES,L-50/18ES
通信回線数 16回線 30回線 45回線 60回線
OS名 MIOS7/ES
言語 CCOBOL, ETOILE/OP, PASCAL, FORTRAN77

 
HITAC L-70/58ES, 68ES, 78ESHITAC L-30/08ES,18ES