HITAC L-30,50,70/5シリーズは,L-30,50,70シリーズの後継シリーズ製品として,1985年にラインアップされた.
L-70システムは,L-70/15,25,45,55の4モデルに拡張され,より幅広いニーズに対応できるようにした.最上位のL-70/55では,L-70/20に比べ,最大記憶容量は2メガバイトから16メガバイトへ,最大ファイル容量は560メガバイトから2ギガバイトへ,最大ワークステーション台数は15台から30台へそれぞれ拡張された.
L-30/15はL-30/10の,L-50/15,25はそれぞれL-50/10,20の後継機である.
L-30/15 | ||
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メモリ容量 | 768KB | |
ディスプレイ | 表示素子 | 12インチモノクロームCRTまたはカラーCRT |
表示色 | 緑または7色 | |
表示文字数 |
(半角文字:英数カナ)80字×24行=1920字/画面 (全角文字:漢字ひらがな)40字×24行=960字/画面 |
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文字構成 | 半角文字:7×13ドット,全角文字:24×24ドット | |
文字種 | 英数カナ:128種(スペースを含む),漢字:8000種 | |
表示属性 |
輝度制御またはカラー表示,無表示,ブリンク,リバース 罫線(縦,上,下)アンダードット,拡大表示(縦,横,縦横2倍) グラフィック(720×480ドット) |
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カーソル | アンダーライン/リバースブロック | |
フロッピーディスク | 接続台数 | 1台(さらに外部に増設2台) |
容量 | 両面倍密度 1MB/台 | |
ディスク | 接続台数 | 1台(さらに外部に増設1台) |
容量 | 9.8MB,20MBまたは40MB | |
通信インタフェース | 伝送速度 | 1200, 2400, 4800ビット/秒 |
伝送手順 | 日立標準SYN同期伝送手順 | |
適用回線 | 特定/公衆/DDX | |
サービス機能 | 時計機構 | 年,月,日,曜日,時,分 |
L-50/15 | L-50/25 | ||||
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HL-3515-11 | HL-3515-12 | HL-3525-11 | HL-3525-12 | ||
ディスプレイ | 表示色 | モノクロ(緑) | カラー(7色) | モノクロ(緑) | カラー(7色) |
フォント | 漢字24×24ドット | ||||
グラフ | 1120×720ドット(グラフ機構) | ||||
記憶容量 | ユーザエリア64KB×2 | ||||
磁気ディスク | 40MB×1台(さらに40MB増設可) | 65MB×1台(さらに65MB増設可) | |||
フロッピーディスク | 1MB×1台(さらに1台増設可),6MB×2台(オプション) | ||||
スレーブワークステーション | 最大4台 | 最大8台 |
L-70/15 | L-70/25 | L-70/45 | L-70/55 | ||||
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HL-3715 -01 | HL-3725 -01 | HL-3725 -02 | HL-3745 -01 | HL-3745 -02 | HL-3755 -01 | HL-3755 -02 | |
記憶容量 | 1〜2MB | 1〜8MB | 1〜16MB | ||||
磁気ディスク | 70MB×1〜4台 | 70MB×1〜8台 | 130MB×1〜8台 | 130MB×1〜16台 | |||
フロッピーディスク | 1MB×1〜2台 | ||||||
ステーション制御 | 1〜8台 | 1〜15台 | 1〜30台 | ||||
通信制御 | 最大2回線 | 最大4回線 | 最大8回線 | 最大16回線 | |||
浮動小数点演算機構 | − | − | 高速化オプション | − | 高速化オプション | − | 高速化オプション |