【日本電気】 NEAC M4

1969年7月,日本電気はミニコンNEAC M4 を発表した.同機は,種々の応用分野に適応性を持ち,低価格でパフォーマンスが高く,手軽に使用できる,といった点を意図し開発された,超小型コンピュータである.その用途は,データ収集システム,プロセスコントロール,データ通信,放送自動化機器,交通制御,医用機器,数値制御等,広範囲に渡っている.特徴として,2組のオペレーショナルレジスタ(各組みは32ビットのアキュムレータ,16ビットのインデックスレジスタ,16ビットのプログラムカウンタから構成),可変語長,4,096語(8ビット/1語)までのアドレス直接指定,優先順位を持った4レベルの割り込みシステム,といった機能を有している.


  
ミニコン NEAC M4