【日立】 HITAC 8250

中小形汎用計算機HITAC 8350/8450の下位機種として1972年に発表された.

MSI,ICメモリを使用することにより,高速化,小形化および信頼度の向上を図った.ディスク,コンソールディスプレイ,紙テープなどの基本的な制御部を処理装置に内蔵することにより,原価低減が図られている.また,通信制御装置も処理装置に内蔵することにより,安価なオンラインシステムの実現を可能とした.

書き換え可能な制御メモリを利用したマイクロ診断システムが開発され,これにより故障時の修復時間を大幅に短縮した.


  
HITAC 8250処理装置