【富士通】 FUJITSU PRIMEFORCE

FUJITSU GS8000シリーズの機能とオープン系プラットフォーム(注1)を組み合わせたマルチサーバの構成を持つ富士通の新メインフレーム形態.メインフレーム資産を活かしながらインターネットに対応した企業情報システムの容易な構築を目指した形態として,2000年5月に発表された.プロセッサとして0.18μm銅配線のCMOSプロセッサを採用.

PRIMEFORCEと組み合わされたUNIX/IAサーバの間は高速の100メガイーサネットで結ばれ,電源の連動,時刻の同期が行える.また,共用ディスクにより,LANよりも高速のサーバ間データ転送やサーバ間でのデータ共用への対応を可能にしている.

(注1)UNIXサーバあるいはIAサーバ(PCサーバ).IA: Intel Architecture
PRIMRFORCE 諸元
モデル名 8010C 8020C 8030C 8040C 8010M 8020M 8030M 8040M
発表時期 2000年5月
磁気ディスク 内蔵タイプ 外付けタイプ
相対性能(*1) 1 2.0 3.0 4.0 1 2.0 3.0 4.0
CPU数(銅配線CMOS)
主記憶容量 256MB〜2GB
チャネル 最大56台
オープンネットワーク
アダプタ
0〜2台
暗号プロセッサ 最大2台
内蔵システム記憶 0〜256MB
内蔵共用ディスク 0〜119GB
内蔵LAN 100Mイーサネット×1,10Mイーサネット×1
UNIX/IAサーバ搭載台数 1〜8台
電源制御連動機構 1台標準装備(2台目以降はオプション)
時刻同期機構 オプション

(*1)ディスク内蔵タイプは8010Cを,外付けタイプは8010Mをそれぞれ1とした場合

以上の諸元は発表時のもので,その後の改良で変更されている場合がある.


  
FUJITSU PRIMEFORCE