M-880プロセッサグループは,アドバンストシステムアーキテクチャを装備した世界トップクラスの汎用プロセッサグループで,1990年6月に発表された.1チップ12,000ゲート,遅延時間70ピコ秒のECL LSIに加え,4MビットCMOS LSIを主記憶装置に採用.マルチプロセッサを基本に,広域・複合時代へ向けて,より拡張性の高いシステムを提供した.
また,2ウェイプロセッサモデルのM-880/210,M-880/220から,3ウェイプロセッサモデルのM-880/310,4ウェイプロセッサモデルのM-880/420まで,4モデルのラインアップである.エントリモデルの210は,M-680Hの約3倍,モデル310は,M-682Hの約2.5倍の処理能力を備えている.
210 | 310 | 220 | 420 | |
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命令プロセッサ台数 | 2 | 3 | 2 | 4 |
バッファ記憶容量 | 256KB×2 | 256KB×3 | 256KB×2 | 256KB×4 |
主記憶容量 | 128〜2,048MB | 256〜2,048MB | ||
チャネル数 | 32〜128 | 64〜256 | ||
発表時期 | 1990年6月 |