【NTT】 DIPSデータベース処理装置(RINDA)

データベースはシステムへの導入進展とともに,種々のアプリケーションから共有され,多目的に使用される情報資源として不可欠な存在となる.このことから,リレーショナル・データベースのサーチ,ソート処理の高速化を狙いとしたデータベースマシンの研究を1983年から電電公社(現NTT)研究所において開始し,研究試作機の評価実験を行った.1986年からは,DIPS-11/5Eシリーズ開発の一環としてその本格的な実用機RINDAの試作を開始,1988年度末に完成した.RINDAは,従来のソフトウェアのみによる処理に比較し,10〜100倍の高速化が達成できることが確認されている.


  
DIPS-RINDA(データベース処理装置)