2000年10月,日本電気より,業界で初めてBluetoothに対応したモデルなど,A4判カラーインクジェットプリンタ,「ピクティ960」,「ピクティ860」,「ピクティ760」が発表された.
主な特長は以下であった.
- (1)luetooth対応
- オプションのBluetoothプリンタアダプタにより,Bluetoothに対応したパソコン本体(PC98-NXシリーズ他)とワイヤレス接続を実現した.
- (2)高画質印刷
- 従来機と同等の高速印刷性能を保ちながら,新ヘッドの採用により,最高2400×1200dpiの高画質を実現した.
- (3)ユーザに便利な機能を搭載
- 用紙の再セットの必要がない自動両面印刷機能の搭載(「ピクティ960」)や,印刷しないときはコンパクトに収納可能な折りたたみ式給紙トレイの採用(「ピクティ860」)により,使い勝手を向上した.
- (4)価格性能比の向上を実現
- 「ピクティ760」は,カラー最高4ppmと従来比2倍以上の高速印刷と縦横最高1200dpi相当の印刷を可能としながら,標準価格を据え置き,価格性能比の向上を実現した.
- (5)簡単セットアップ
- 全機種にUSBケーブルが標準添付され,ピクティのプリンタドライバがプリインストールされているPCは,面倒な設定なしに利用可能であった.さらに,添付ソフト「らくちんプリントfor PICTY」からWebユーザ登録すると,インターネット上のサイトから約10万点のイラストや写真などのダウンロードサービスを利用できた.