小型軽量,低騒音,低価格の要望に応じて完成した同社初のドットラインプリンタDP-100は,次のような特長を有していた.
- 1) ドットヘッドを22個使用したシャトルバー方式を採用し,フレキシブルな印字が可能であり,縦拡大文字,横拡大文字,縦横拡大文字の印字の他,特殊仕様でイメージ・モードの印刷も可能である
- 2) 従来のラインプリンタと比較し,非常に小型軽量であり,電源部を含め卓上型としても使用できる
- 3) 印字動作時のみモータ及びファンを駆動するので騒音防止はもちろん耐久性の向上,消費電力の経済性が図れる
- 4) 電子化されたシンプルな機構のため,高信頼性及び保守性の向上が図れた
| ドットラインプリンタDP-100 | |
|---|---|
| 印字速度 | 110行/分 |
| 活字種類 | 127種 |
| 文字形式 | 擬似9×7 ドットマトリックス |
| 一行字数 | 132字 |
| 印字間隔 |
2.54mm(1/10インチ) 但し,横,縦横の拡大文字の場合は5.08mmとなる |
| 行間隔 |
4.23mm(1/6インチ) 8.47mm(1/3インチ) |
| 印字用紙 | 101.6mm(4インチ)〜406.4mm(16インチ) |
| 複写能力 | 5枚まで(オリジナル含む) |
| インターフェイス | パラレルインターフェイス |
| 外形寸法 | 前幅 590mm 奥行 570mm 高 221mm |
| 重量 | 42kg |
| 騒音 | 63ホン以下 |
| 消費電力 | 最大300VA |


