日本電気は1980年8月,メインフレームにおける日本語処理(ACOSシステムのJIPS)に向け,レーザーによる電子写真方式の中型低価格ページプリンタを発表した.
従来のラインプリンタに比べ文字サイズ種類やサフィックス,拡大文字等特殊機能,有効印字領域を拡大する一方,英数カナ文字用ラインプリンタの機能を包含した上位互換性を持たせてスムーズな日本語処理移行を可能としている.
1982年には,オプションでイメージ出力,図形出力可能なモデル(N7384-31)を,また1983年には同機能で制御部をプリンタ機構部に内蔵したモデル(N7384-35)を発売している.
型名 | N7384-21 | N7384-31 | N7384-35 |
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印刷方式 | レーザービーム露光・乾式電子写真転写方式 | ||
定着方式 | 熱圧着方式 | フラッシュ方式 | |
解像度 (印字ドット密度) |
240ドット/インチ | ||
文字の種類 |
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特殊機能 |
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印字間隔(字/インチ) | 3,4,5,6,8,10,12,15 | ||
行間隔(行/インチ) | 3,4,6,8,12 | ||
フォーム・オーバーレイ | ソフトウェアからの書式文字データによるオーバーレイ | ||
用紙 | スプロケット孔つき連続折畳み普通紙 (幅=6.5〜18インチ) | ||
印刷速度(行/分) |
− 3,330 (8行/インチの場合) 2,500 (6行/インチの場合) |
5,000 (12行/インチの場合) 3,330 (8行/インチの場合) 2,500 (6行/インチの場合) |
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外形寸法(mm) | 1605(W)×790(D)×1230(H) | ||
重量(kg) | 600 | 620 | 650 |
発表発売年月 | 1980年8月 | 1982年8月 | 1983年4月 |