日本電気は1965年5月,NEACシリーズ2200用にN209A-2紙テープ入力装置を発売した.
本装置は5〜8単位テープの読取が可能で,かつテープ処理用にリールを備えているので大量のデータ処理に適している.また,読取部とテープリールの間にテープ蓄積部として真空吸引式プールを設け,テープ量に応じてリールモータの制御を行うことで1,000字/秒のテープ読取速度を実現している.
使用テープ |
17.4mm 幅5単位テープ 22.3mm 幅6,7単位テープ 25.4mm 幅8単位テープ |
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読取速度 | 1,000字/秒(500字/秒に切替可) |
起動・停止特性 |
起動:5m秒以内 停止:0.8m秒以内 |
巻戻速度 | 読取速度に同じ(2.54m/秒) |
リール容量 | テープ1巻(280m) |
入力電源 | 120V(100V) |
消費電力 | 約1kVA |
外形寸法(mm) | 720W×630D×1,710H |
重量 | 約250kg |
接続システム | NEACシリーズ2200 |
システム発表時期 | 1965年5月 |