【日立】 3050シリーズ

ワークステーション/サーバ3050シリーズは,1991年4月に発表された.米国モトローラ社のMC68040が採用された3.5メガFLOPSの性能を持つデスクトップから,57MIPS/15メガFLOPS のヒューレットパッカード社のRISCプロセッサ(50MHz)が搭載されたデスクサイドタイプまでのモデルが準備されている.

Xウィンドウシステムなどの業界標準,POSIXなどの国際標準が採用された.

また,OSF/Motifのスタイルガイドを基本に開発されたことにより,統一した操作環境が実現された.

さらに,2050シリーズの互換性を重視した日立ウインドウシステム,16Mb/sのトークンリングネットワークや,ペア線LANである10BaseTのネットワークがサポートされた.

3050シリーズの概略仕様
  3050LT 3050 3050/R 3050/Rsv
形状 ラップトップ デスクトップ デスクサイド
CPU 68040(25MHz) PA-RISC(50MHz)
主記憶 16-48MB 8-72MB 16-112MB 32-128MB
OS UNIX
GUI X-Windows,日立Motif(3050LT,3050にはH-Windowsあり)

  
3050R/Rsv左から3050Rsv、3050R