【日立】 MP6000プロセッサ

MP6000プロセッサは,MP5800の後継機として,1999年10月に発表された.0.2μmのプロセスと先進の銅配線技術を採用したACE2(Advanced CMOS-ECL 2)テクノロジーが新たに開発され,720,000ゲート,遅延時間24psの論理LSIが実現された.これらにより,現行のMP5800に比べて演算処理性能が2倍以上に向上された.

また,現行比約4倍の性能を持つ入出力プロセッサが新たに開発され,命令プロセッサや記憶装置,入出力プロセッサなど主要部位の二重化,冗長化が図られ,24時間365日運転が強化された.さらに,高速インターネットに対応するギガビットイーサネットやセキュリティの高度化に対応する内蔵暗号機構が準備されている.

MP6000プロセッサの概略仕様
  160,180,200,210,310,410,510,610,710,810
命令プロセッサ数 1-8
主記憶容量 512MB-16GB
拡張記憶容量 0-32GB
チャネル数 0-256

 
小型高効率電源MP6000筐体