富士通の超大型汎用コンピュータ.FUJITSU (注1) M-1000シリーズの最初のモデルグループ.1990年9月に,既存のFACOM M-780モデルグループの上位機としてFUJITSU M-1800モデルグループ5機種が発表された.このFUJITSU M-1800モデルグループは,以下の特徴を持つ.
(1) | 世界初8CPU密結合マルチプロセッサを実現し,世界最高速を実現 |
(FUJITSU M-1800/85,FACOM M-780/40の約3倍の性能) | |
(2) | 大規模なシステム構築に柔軟に対応可能 |
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(3) | システム記憶によるSCMP(注2)構成によって高信頼化・高性能化を実現 |
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(4) | 最新LSI技術と高密度多層ガラスセラミック基板の採用により1ボードCPUの小型化,省スペースおよび省電力を実現 |
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M-1800/20 | M-1800/30 | M-1800/45 | M-1800/65 | M-1800/85 | ||
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発表時期 | 1990年9月 | |||||
CPU | 数 | 2 | 3 | 4 | 6 | 8 |
主要素子 |
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バッファストレジ容量 | 128KB/CPU | |||||
主記憶 | 記憶素子 | 1Mbit・スタティックRAM | ||||
容量 | 128〜1,024MB | 256〜2,048MB | ||||
最大搭載チャネル数 | 128 | 256 | ||||
システム記憶 | 記憶容量 | 256MB 〜 8GB | ||||
データ転送速度 | 最大500MB/s | |||||
オプション | バッテリバックアップ(24時間),2重化機構 |
(注) 上記の諸元は発表時のもので,その後の改良で変更されている場合がある.