日本電気は1966年8月,小型システム向けに同社開発で初の磁気ディスクパック装置E261を発表した.初出荷は1968年3月.
本装置は14インチ媒体5枚からなる磁気ディスクパックを使用する小型計算機システム向けの装置であり,セクタマークによる固定データ長方式を採用している.
NEACシリーズ2200のモデル50や多目的科学用コンピュータNEAC-3100等の小型計算機で使用された.
| 全記憶容量(千字/パック) | 819 |
|---|---|
| シークタイム(msec) | 平均200 |
| 平均回転待ち時間(msec) | 14 |
| データ移送速度(k字/秒) | 83.3 |
| ディスク径(インチ) | 14 |
| ディスク枚数/パック | 5枚 |
| 記録面数/パック | 8面 |
| トラック数/記録面 | 64 |
| セクタ数/トラック | 16 |
| 1セクタの記憶容量(字) | 100 |
| 記録方式 | FM |
| 回転数(rpm) | 2100 |


