【日立】 3050RXグループ/3500シリーズ

ワークステーション3050RXは,1993年4月に発表された.ヒューレットパッカード(HP)社のPA-RISCプロセッサPA7100が搭載され,131MIPS,40MFLOPSの処理性能が実現された.二次元X1Iベクトルで1.5MV/sの描画性能,三次元ではPEX上で,1.2MV/s,200kP/sの性能が実現された.ハードウェアとソフトウェアの処理最適化により,イーサネット上で1メガバイト/秒の高速転送が実現された.ピザボックスからデスクサドイタイプまで,12モデルが準備されている.

UNIXサーバ3500シリーズは,1993年4月に発表された.HP社のPA-RISCプロセッサPA7100が搭載され,131MIPS,190TPSの処理性能が実現された.

ECCなどの障害自動回復,障害情報の収集・解析手段が装備され,24時間運転にも対応可能である.

デスクトップからキャビネットサイズまで,全8機種が用意され,利用規模に応じたシステム構築が可能である.

3050RX ピザボックスモデルの概略仕様
  220 230
プロセッサ
(クロック)
PA-RISC
(50MHz)
PA-RISC
(80MHz)
キャッシュメモリ
容量
128KB 512KB
主記憶容量 32MB-192MB 32MB-192MB
内蔵ハードディスク容量 560MB 560MB
3050RX デスクトップモデルの概略仕様
  310S 320S 320 330 340
プロセッサ
(クロック)
PA-RISC
(33MHz)
PA-RISC
(50MHz)
PA-RISC
(50MHz)
PA-RISC
(80MHz)
PA-RISC
(100MHz)
キャッシュメモリ
容量
128KB 512KB
主記憶容量 16MB-272MB 32MB-416MB
内蔵ハードディスク容量 566MB/1GB 566MB/1GB/2GB
3050RX デスクトップモデル(3次元対応可能)概略仕様
  320G 330G 330T
プロセッサ
(クロック)
PA-RISC
(50MHz)
PA-RISC
(80MHz)
キャッシュメモリ
容量
128KB 512KB
主記憶容量 32MB-192MB
内蔵ハードディスク容量 560MB/1.4GB 1.4GB
3050RX デスクサイドモデルの概略仕様
  430 440
プロセッサ
(クロック)
PA-RISC
(80MHz)
PA-RISC
(100MHz)
キャッシュメモリ
容量
512KB
主記憶容量 32MB/64MB/128MB-768MB
内蔵ハードディスク容量 1GB/2GB(最大4GB)
3500シリーズの概略仕様
    310 410 510 520 530 540 630 640
CPU クロック周波数 MHz 50 80 100 80 100
命令キャッシュKB 64 256
データキャッシュKB 64 256
主記憶容量MB 16-416 32-512 64-1024
磁気ディスク最大容量GB 21 32 52 208
形状 デスクトップ デスクサイド キャビネット

3050RXデスクトップモデル(1)3050RX/ 310S,320S,320,330,3403050RXデスクトップモデル(2)3050RX/ 430,4403050RXデスクトップモデル(3)3050RX/ 320G,330G,330T
 
3050RXデスクサイドモデル3050RX/ 430,4403500左から3500/ 310,410,510/ 520/ 530/ 540,630/ 640