【日本電気】 UP4800/520

1991年4月,MIPS社のRISC型MPU「MIPS R3000」を搭載したUNIXサーバUP4800シリーズの最初の機種UP4800/520が発売された.
同機はネットワークシステムの中核機としてデータベース機能,オンライントランザクション処理機能,プリンタ機能などを提供すべく,以下の特長を有していた.

(1)RISC型プロセッサ「R3000」を搭載し,演算処理速度が33MIPSと高速.
(2)主記憶,磁気ディスク容量が大きい,110ラインの回線収容可能などの拡張性を有す.
(3)自動運転機能,リモート運転機能など充実した運用管理機能を実現.
(4)2台のCPUを結合したマルチコンピュータシステムを実現する二重化運転機能などにより高信頼性を実現.
UP4800/ 520の構成
モデル名 UP4800/ 520
プロセッサ R3000 33MHz
浮動小数点演算 R3010 33MHz
主記憶 64MB〜320MB
キャッシュ一次 命令64KB  データ64KB
キャッシュ二次 256KB
磁気ディスク 662MB〜31GB

  
UP4800/520