【ソード】SMP80/Xシリーズ

 ソード(現東芝パソコンシステム株式会社)は,1972年4月,インテルが8ビット・マイクロ・プロセッサ(MPU)「8008」の発表に合わせ,ミニ・コンピュータよりも小型・低価格なマイクロ・コンピュータ(マイコン)SMP80/08を開発したが,性能が出ずに実用化までには至らなかった.

 しかし,1974年4月にインテルが世界初の汎用MPU「8080」が発表され,これをいち早く採用したSMP80/Xシリーズを同年5月のビジネスショウで発表,大きな反響を呼んだ.当時は,まだ個人レベルのコンピュータではなかったが,「コンピュータの大衆化」へ向けての大きな第一歩となった.


  
モデル SMP80/20