PC-586RJセイコーエプソンより1995年5月に発表された.本機は,Windows3.1の普及,マルチメディア時代の到来によるOS,アプリケーションソフトの進化に対応するべくPentium processor 120MHzを搭載しており,エンジニアリング用CADマシンとしても機能する高性能マシンである.さらに,グラフィクス表示のために,マルチレゾリューションやフルカラーをサポー卜する64ビット高速ウインドウズ・アクセラレ一タチップ「Vision964」を採用.640×480ドットをはじめ,1024×768,1280×1024ドットなどのハイレゾリューショングラフィクスでの高速表示を実現している.
また,CPU内蔵の16キロバイトキャッシュメモリに加え,セカンドキャッシュ256キロバイトを標準装備し,高性能CPU Pentium Processorの性能を最大限引き出せるよう配慮している.メインメモリは8メガバイトを標準装備,最大192メガバイトまでの増設を可能にしている.