【東芝】 DynaBook TECRA 750DVD/5.1

1997年に発売されたノートPCの最上位機種で,DVD-ROMドライブとMPEG2ハードウェアデコーダを標準搭載し,CPUにMMX Pentiumプロセッサ(233MHz)を採用した.また,XGA対応の大型13.3インチTFTカラー液晶ディスプレイも搭載した.

その他の主な特長は以下のとおりである.

1. DVD-ROMは,17mm厚の薄型・低消費電力タイプで2倍速をサポート.なお,このドライブは,16倍速CD-ROMドライブとして使用可能なほか,CD-R,CD-RW,音楽CD,マルチセッション(Photo CD,CDエクストラ)などのメディアに対応.
2. 3Dグラフィックチップ「S3 ViRGE/MX 86C260」の採用により高速描画を実現.また,ビデオメモリにSGRAMを4メガバイト装備することにより,グラフィックチップ性能を最大限に活かし1,024 768ドットで最大1,677万色が同時表示可能となった.さらに「Direct 3D」対応により,高速な3次元描画が可能.
3. ノートPCでは最大の5.1ギガバイト大容量ハードディスク装置を搭載.デスクトップPCと同等のハードディスク環境を実現.
4. 低消費電力型高集積ASICを採用した新規開発PCIチップセット搭載などにより, 標準バッテリで約3.5〜4時間,オプションのセカンドバッテリ使用時は約7〜8時間の長時間バッテリ駆動を実現.

  
DynaBook TECRA 750DVD/5.1