【東芝】 T-3100

公開日:2003年5月13日
最終更新日: 2023年6月22日

1986年に東芝が海外向けに発売した世界初のハードディスク内蔵の16ビットラップトップパソコン.T-3100に至るまでに,T-1100,T-1500,T-1100PLUS,T-2100と,相次いでポータブルパソコン,ラップトップパソコンを欧米で発売を続け,その技術の高さとあいまって,東芝は,「The King of Laptop」と呼ばれるに至った.
T-3100の特長は以下の通り.

(1) CPUは80286(8MHz).メモリは,最大2.6メガバイト(標準640キロバイト)
(2) 640×400ドットのプラズマディスプレイ採用
(3) FDD(720キロバイト),HDD(10メガバイト)の内蔵
(4) サイズ 310(W)×360(D)×80(H)mm,重量6.8kg

T-3100を国内向けに仕立て直しをした製品が,J-3100であり,日本初のIBM PC互換のラップトップパソコンである.


  
J-3100
T-3100の国内向けモデル