1997年2月 高性能サーバ「Express5800シリーズ」において,CPUにクロック周波数が200メガヘルツ(MHz)のインテル社「PentiumProプロセッサ」を最大2個まで搭載可能で,運用を停止することなくハードディスクの交換や増設が可能なホットプラグに対応した「Express5800/130Pro」が発売された. 同機は基本ソフト(OS)としてマイクロソフト社の「WindowsNT Server4.0」,またはノベル社の「Netware」の搭載が可能であった.「PentiumProプロセッサ(200MHz)」を最大2個まで搭載可能で,メインメモリを最大1ギガバイト,Ultra Wide SCSIに準拠したホットプラグ対応のハードディスクを最大51.6ギガバイトまで内蔵でき,サーバとしての高い拡張性を備えていた. サーバ管理用ソフトウェア「ESMPRO」を標準添付していることに加え,遠隔地からのリモート保守機能を提供する「サーバマネージメントボード」の提供などにより,サーバとしての高い運用性と信頼性を実現し,経済的でかつ運用性や信頼性の高いクライアント・サーバ・システムの構築を可能とすることを狙いとしていた.
モデル名 | Express5800/130Pro | |
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CPU | PentiumPro(200MHz) | |
プロセッサ数 | 1〜2 | |
キャッシュメモリ | 二次キャッシュ | 256KB |
メモリ | 最大 | 1GB |
内蔵ハードディスク | 標準 | 4GBあるいは8.6GB |
最大 | 51.6GB | |
LANボード | 100メガビット/秒 |