【日立】 Imaging OCR HT-413Xシリーズ

Imaging OCR HT-4137は,1998年2月の発表当時にクラス最高速の読み取り性能を持つ.また,OCR帳票の読み取りはもちろん,同時にオフィス文書類のイメージ入力を行うことができる.用紙サイズや紙厚の異なるさまざまな帳票類の入力を同時に行える「Imaging OCR」である.従来のOCRスキャナでは感知できないドロップアウトカラーOCR枠を含むイメージ情報を取り込めるマルチセンサ機構を搭載し,両面同時入力も可能である.

HT-4137 OCRの諸元
取り扱う帳票 A8~A3
処理速度 ページモード:約75枚/分(A4・手書き300字)
発表時期 1998年2月

1999年6月には,業界初の箱型スタイルを採用した省スペース型のImage-OCRスキャナHT-4133を発表した.背面部分のコネクタ類をなくし,壁付け設置を可能にしたことで,大幅な省スペース化を実現しており,金融・保険業等での窓口利用に適している.また,小形クラス最高速の性能(A4横・手書き数字300字:約25枚/分)と1件単位の簡易入力から少量バッチ入力まで柔軟な運用を可能にしている.手書き漢字認識の精度向上とバーコード認識や活字漢字認識などの機能を新たに追加している.


 
Imaging OCR HT-4137
(オフィス文書のイメージ入力も同時に実現!)
Imaging OCR HT-4133
(窓口設置にも適した小形OCR)
 

OCRの解説文では,一般社団法人電子情報技術産業協会発行の「OCRカタログ用語集(第2版)」の用語を使用しています.各用語の意味については,本用語集をご参照ください.