【日本電気】 i-PX7300

2000年5月,汎用機の優れた信頼性や,従来の基幹システム資産を継承し,CPUに米国インテル社製「PentiumIII Xeon プロセッサ」を搭載し, マイクロソフト社のWindows 機能に対応することにより,インターネット環境における基幹システムを実現する「パラレルACOS i-PX7300」が発売された. オープン製品に広く利用されているインテル社製CPU「Pentium IIIプロセッサ(600MHz)」および「PentiumIII Xeon プロセッサ(700MHz)」を採用し,Windows機能に対応しながら,新たに開発したファームウェアにより,基本ソフトウェアには日本電気の「ACOS-2/MP」を搭載した. これにより,インターネット環境でのシステム構築ととともに,汎用機の優れた信頼性と,従来機種のプログラムや周辺機器などの資産の利用を可能とし,また従来比3.5倍という高い価格性能比を実現していた.

i−PX7300の主な仕様
モデル 30 50 100 200 300 400 500 600
演算処理
装置数
1 2 3 4
主記憶容量 標準 64MB
最大 256MB
キャシュ
メモリ
256KB 1024KB 2048KB 3027KB 4096KB
総合
転送能力
444MB/s 666MB/s 933MB/s
最大通信
回線数
32本 384本 576本
適用OS ACOS—2/MP

 
パラレルACOSシリーズ「i-PX7300」パラレルACOSシリーズ「i-PX7300」